「エギングって聞いたことあるけど、自分にできるのかな…?」
そんな不安を抱えながら、この記事にたどり着いたあなたは、すでに第一歩を踏み出しています。釣り未経験でも大丈夫です。エギングは、特別な経験や高級な道具がなくても、アオリイカという“高級魚”を自分の力で釣り上げることができる、驚くほどシンプルで奥深い釣りです。
道具もシンプル!
とくに秋の若狭湾では、まだ警戒心の少ないアオリイカが接岸し、初心者でも驚くほどあっさり釣れてしまうこともあります。その瞬間、手元に「グンッ」とくる感触は、一度味わうとハマってしまうこと間違いなし!
この記事では、エギング初心者がまず知っておくべき“超基本”を、わかりやすく解説します。
道具の名前も、釣れる時期も、釣れる場所も、一つずつクリアにしていきましょう。
「釣れるか分からない」から「釣れるかも!」へ。
あなたのエギング旅が、ここからはじまります。
エギングとは?基礎知識を知ろう
エギングってどんな釣り?
エギングとは、「エギ」と呼ばれる疑似餌(ぎじえ)を使って、アオリイカを中心としたイカを狙うルアーフィッシングの一種で、福井県若狭湾のような穏やかな海域では特に人気の高い釣りです。
エギはエビの形を模した専用ルアーで、水中で跳ねるように動かすことでイカにアピールします。イカはその動きに反応してエギに抱きつくため、比較的シンプルな仕掛けで釣果が狙えます。特に若狭湾はリアス式海岸が多く、潮通しがよく、アオリイカの好む藻場や岩場が点在しているため、エギングの好ポイントが各所に存在しています。
エギングは、まるでイカとの「知恵比べ」。透明度の高い若狭の海で、どこにイカが潜んでいるかを読み、どんな動きで誘えば飛びついてくるかを探る…想像力の勝負。楽しさが詰まっています。
福井県若狭湾は、自然の地形とイカの生態がかみ合うエギングの理想郷です。初心者でも始めやすく、工夫次第で釣果が伸びる奥深さが魅力です。エギングは、釣って楽しく、食べて美味しい、イカとの駆け引きを楽しむ釣りです。私は食味が一番です。新鮮なイカを食べれるのはエギンガーの特権。秋の新子シーズン店頭では買えません。
アオリイカってどんなイカ?生態と釣れる時期
アオリイカは、春と秋の年2回シーズンを迎える、エギングの代表的なターゲットであり、浅場の岩礁や藻場に潜みながら小魚や甲殻類を狙って生きる、好奇心旺盛なイカです。アオリイカは水温の変化に敏感で、産卵期の春(4月~6月)と、成長した個体が餌を活発に追う秋(9月~11月)に、福井県若狭湾沿岸へと接岸します。特に藻が豊富な湾内や漁港周辺は、産卵や餌場として適しているため、イカの接岸率が高く、釣果が安定します。若狭湾は遠浅の海岸線と入り組んだ地形が特徴で、潮の動きや水質もアオリイカにとって好条件となっており、県内外の釣り人が集まる人気のポイントとなっています。
アオリイカは、まるで夜の海を泳ぐ忍者のような存在。音もなく近づき、エギに興味を示すと、触腕を伸ばして素早く抱きつきます。その一瞬の「間」を感じ取ることができれば、エギングの楽しさも倍増です。
福井県若狭湾は、アオリイカの生態に合った自然条件が揃った好環境であり、春と秋のシーズンには安定した釣果が期待できるエリアです。アオリイカの特徴や行動パターンを知ることが、エギング成功への第一歩となるでしょう。
エギ各部の名称と役割
エギ(餌木)は、それぞれの部位に明確な役割があり、アオリイカを効率よく誘い、掛けるために必要不可欠な構造となっています。釣果を左右するため、各部の機能を理解することは非常に重要です。
エギは大きく分けて「ボディ(胴体)」「シンカー(オモリ)」「カンナ(針)」「羽(フィン)」「ラインアイ(ラインを結ぶ部分)」の5つの要素で構成されています。ボディは小魚を模した形状とカラーでイカを引き寄せ、シンカーは沈下速度を調整する役割があります。カンナは逆刺し構造で、イカが抱いた際にしっかりと掛かるようになっています。羽は水中での安定性を保ち、微妙なアクションを生み出す効果があり、ラインアイはロッド操作による動きをエギ本体に正確に伝えます。若狭湾のように潮の流れが変化しやすく、海底の地形も多様なフィールドでは、これら各部の役割を理解し、状況に応じたエギ選びが釣果の鍵となります。初心者のうちはできるだけノーマルなエギで挑戦。初心者のうちに基本をしっかり身につけるためにもノーマルなエギを使用しましょう。
エギはアオリイカを誘うための疑似餌で、各部位がそれぞれ重要な役割を持っています。
ロッド操作によってエギを動かすことで、ボディは水中でダート(左右への跳ねる動き)し、羽(フィン)は姿勢を安定させる働きをします。
また、シンカー(オモリ)は沈下速度を調整し、フォール中のバランスを保つ役割を果たします。
これらの構造が連動することで、エギはまるで小魚のような自然な動きを再現し、アオリイカの捕食スイッチを刺激します。
若狭湾で安定した釣果を上げるためには、エギの各部の働きを理解し、海の状況に合わせたセレクトと操作が求められます。釣り人がその構造を正しく知ることが、エギングの技術向上と成功への近道となります。
カンナに海藻等が付着しているとイカは違和感を感じてエギを抱くことはありません。エギを回収するたびにカンナに異物が付着していないか確認することが釣果に大きく影響します。マメなチエックを怠らないようにしましょう。
エギングで釣れるイカの種類とシーズン
福井県若狭湾では、エギングで主に「アオリイカ」がターゲットとなり、春(4~6月)と秋(9~11月)がシーズンです。その他に、コウイカやヤリイカも釣れることがありますが、基本はアオリイカを中心に考えるのが良いでしょう。
若狭湾は地形的に湾内が入り組んでおり、外洋からの栄養豊富な潮が流れ込みやすいため、イカのエサとなるベイトフィッシュやエビ類が豊富です。
このため、イカの産卵や成長に適した環境が整っており、季節ごとに狙える種類とサイズが異なります。
主に釣れるイカと時期
| イカの種類 | 主なシーズン | 特徴 |
|---|---|---|
| アオリイカ | 春・秋 | 春は大型が狙える。秋は数釣りが楽しめる。 |
| コウイカ | 春〜初夏 | 砂地でよく釣れる。ズッシリとした引き味。 |
| ヤリイカ | 冬〜早春 | 回遊次第で港や堤防でも釣れる。細長い体型。 |
初夏からアオリイカの新子が釣れだすまでの短い期間にケンサキイカの新子が釣れるときもあり、1年を通してなにかしらのイカが釣れるのが若狭湾でのエギングの特徴です。
特にアオリイカは、春は産卵のために浅場に接岸し、大型(1kg〜2kg超)を狙えるチャンス。
秋はその年に生まれた新子が成長し、数釣りが楽しめるため、初心者にもおすすめです。
イカ釣りの季節は、まるで「旬の果物」を選ぶのに似ています。
春のアオリイカは濃厚な甘みをもつ“完熟メロン”、秋のアオリイカは数が多くて手軽な“秋の梨”のような存在です。
胴長15cmくらいの秋アオリイカのお刺身はそれこそエギンガーの特権。このサイズのアオリイカはあまり店頭に並びません。美味しくお造りでいただきましょう。他の料理に使用しても美味しさ倍増です。
春のアオリイカはすぐにお刺し身にして食べるには若干硬く、一月程度冷蔵庫で寝かすと甘味、柔らかさもバツグンになり美味しくいただけます。
炒め物やお好み焼きに使う分にはすぐに料理しても問題なく、春イカの弾力を思う存分感じて美味しくいただけます。
コウイカは“栗”のようにコクがあり、ヤリイカは“みかん”のようにあっさりと食べやすい。
コウイカ(特にモンゴイカ)はすぐにお刺し身で食べても美味しくいただけます。人によれば春アオリイカより美味という人も多くいます。
それぞれの味わい(=釣り味)を楽しめるのが、若狭湾の魅力です。
福井県若狭湾でエギングを楽しむなら、基本はアオリイカをターゲットに、春と秋のシーズンを意識して計画を立てるのがポイントです。
シーズンに応じて釣れるイカの種類と特徴を知っておくことで、より充実したエギング体験ができるでしょう。
アオリイカはどこにいる?釣れるポイントの特徴
福井県若狭湾でアオリイカを狙うなら、「藻場のある浅場」「潮通しの良い地磯」「常夜灯のある漁港」が代表的な好ポイントです。これらの場所にはアオリイカが好む環境が揃っており、シーズン中は高確率で釣果が期待できます。
アオリイカは、隠れ家になる岩礁や藻場、ベイト(小魚や甲殻類)が集まる潮通しの良い場所を好みます。
また、夜行性のため常夜灯のある漁港など、光に集まったベイトを狙って回遊する傾向があります。
若狭湾は湾奥から外洋へと広がる複雑な地形が特徴で、潮の流れや海底地形が変化に富んでいます。これにより、アオリイカが身をひそめたり、エサを狙って回遊する環境が多く点在しているのです。
若狭高浜〜音海、常神半島、三方五湖周辺の堤防や磯場などは特に人気があり、実績も豊富です。
アオリイカがいる場所は、まるで「カフェに集まる人々」のようです。
居心地のいい椅子(藻場)、静かで安心できる空間(岩陰)、食べ物が豊富なカウンター(小魚が集まる潮目)があるカフェには、人が自然と集まりますよね。
アオリイカもそれと同じで、快適でエサが豊富な場所に自然と集まってくるのです。
スミ跡が多い箇所はイカの集まりやすい場所が点在しているのではないでしょうか。
若狭湾でアオリイカを釣るなら、「藻場」「地磯」「常夜灯付きの漁港」が基本のポイント。
それぞれの場所には明確な理由があり、地形や潮の流れを意識して選ぶことで、エギングの成功率は一気に高まります。
近年、エギング人気が高まり有名ポイントはどこも先行のエギンガーがいる状態で、エギンガーがいない地磯等を狙いたくなりますが、安全第一を考えてまずは漁港、波止からのエギングをお勧めします。
初心者の方はまず、足場が良くて安全な漁港の常夜灯周辺からチャレンジするとよいでしょう。
エギングのルール&マナー
釣り場では、他の釣り人への思いやりと基本的なマナーを守ることが、エギングを長く、そして気持ちよく楽しむために欠かせません。
福井県若狭湾のような人気の釣り場は、週末やハイシーズンになると多くのエギンガーや釣り人で賑わいます。場所取りのトラブルやゴミの放置、無言での割り込みなどが起こると、現場の雰囲気が悪くなり、地域の方々からの苦情につながることもあります。こうした問題が積み重なると、最悪の場合「釣り禁止」になる可能性も否定できません。
よくあるトラブル例(エギング編)
| トラブル内容 | 詳細 | トラブルの原因・影響 |
|---|---|---|
| ① 無言での割り込み(場所取りトラブル) | 他人がエギング中の真横や目の前に、何の声掛けもなく割り込んでキャストする | ラインが絡む、アオリイカが散る、相手に不快感を与える |
| ② ゴミの放置(使用済みライン・パッケージなど) | 使用後のリーダーやエギの包装などをそのまま置いていく | 景観悪化、地元住民からの苦情、釣り禁止エリア化のリスク |
| ③ 駐車マナー違反 | 漁港や民家の前に無断で駐車、路上駐車 | 近隣住民とのトラブル、警察通報されることも |
| ④ ライトの使い方(夜釣りトラブル) | ヘッドライトや集魚灯を他の釣り人に向けて照らしてしまう | 魚やイカが逃げる、他人の視界を妨げて事故に繋がる |
| ⑤ 根掛かりやトラブル時の無言撤収 | 他人の仕掛けに引っ掛けた際、何も言わずに切って立ち去る | 相手がラインを失う、最悪ケガや怒りを買うことも |
| ⑥ 騒音トラブル(仲間内で大声) | 夜中や早朝にグループで騒ぐ | 他の釣り人や住民の迷惑に。地元の評判を下げてしまう |
トラブル回避のコツ
- 近くで釣るときは「お隣よろしいですか?」の一声を。
- ゴミは必ず持ち帰る(「来たときよりきれいに」が基本)。
- 明るいライトは海面や人に向けず、下向きに。※LED光は想像以上に遠くまで光が飛んでいます。
- 駐車場がある場合はポイントから遠くても駐車場に止めて徒歩でポイントまでいく。
- 駐車禁止箇所にはたとえ短時間でも駐車しない(朝、漁業関係者の作業の邪魔になりトラブルのもと)。
- 自分がされて嫌なことは、他人にも絶対しない。
- 釣り禁止区域では釣りをしない(近年、釣り禁止区域が拡大している)。
釣り場では、他の釣り人への思いやりと地元の漁業関係者との基本的なマナーを守ることが、エギングを長く、そして気持ちよく楽しむために欠かせません。
福井県若狭湾のような人気の釣り場は、週末やハイシーズンになると多くのエギンガーや釣り人で賑わいます。場所取りのトラブルやゴミの放置、無言での割り込みなどが起こると、現場の雰囲気が悪くなり、地域の方々からの苦情につながることもあります。こうした問題が積み重なると、最悪の場合「釣り禁止」になる可能性も否定できません。
釣り場は、まるで図書館のような場所です。静かに、みんなでルールを守りながら、自分の世界に没頭する。それなのに、他の人が大声で話したり、ゴミを置いて帰ったらどうでしょう?集中できないし、次に使う人も嫌な思いをしますよね。それと同じで、エギングもマナーひとつで全体の空気が大きく変わるのです。
福井・若狭の美しい海で、いつまでもエギングが楽しめるように。他人を思いやる心と最低限のルールを守ること。それが、すべてのエギンガーが持つべき姿勢です。気持ちよく釣るために、「自分だけの釣り場ではない」という意識を忘れずに行動しましょう。
なぜ今エギングを始めるべきなのか?初心者に秋がおすすめの理由
初心者に秋のサイトエギングがおすすめな理由
福井県若狭湾でエギングを始める初心者には、まず「サイトエギング」から挑戦するのがおすすめです。
秋の若狭湾は水温・透明度ともに安定しており、漁港や浅場には小型のアオリイカが多数接岸します。そのため、イカの姿を目で確認しながら釣る「サイトエギング」がしやすい季節です。実際にイカの動きや反応を見ながら釣りを進められるため、感覚的にエギングの基本を学ぶことができます。
サイトエギングでは、イカがエギに近づく様子や抱く瞬間を直接確認できるため、「なぜ釣れたのか」「なぜ抱かなかったのか」といった原因をその場で把握できます。次の一投にすぐ活かすことができるので、釣果の安定にもつながります。
さらに、若狭湾沿岸は波が穏やかで水質が非常にクリアなエリアが多く、初心者でもイカの姿を確認しながら釣りを楽しめます。実際に目で見て釣れる経験を積むことで、エギの動かし方やイカの習性が自然と身につき、上達スピードも格段に早まります。
このように、福井県若狭湾の秋は「見える・わかる・釣れる」条件がそろった絶好のシーズンです。エギング初心者が楽しみながらステップアップするには、まずサイトエギングから始めるのが最も効果的です。
エギングを始めるために準備する道具と装備
エギングを始めたいけれど、「どんな道具をそろえればいいの?」と悩む方は多いです。
実際、釣果を左右する大きなポイントのひとつがタックル(釣り道具)の選び方と装備の準備です。特に福井県の若狭湾では、海底の地形や潮の流れが場所によって変化するため、タックルバランスが合っていないとエギの操作感がつかめず、イカのアタリを感じ取れないこともあります。
とはいえ、難しく考えることはありません。
基本のロッド・リール・ラインを正しく選び、安全に楽しむための装備を整えれば、初心者でも安心して若狭湾の海に立つことができます。
- エギングに必要な基本タックルの構成
- 初心者におすすめの入門アイテム
- そして、安全に釣りを楽しむための装備
この3つを、若狭湾の環境に合わせてわかりやすく解説します。
道具選びの基礎をしっかり押さえることで、「釣れない原因」を減らし、最初の1杯にぐっと近づくことができます。
エギングに必要な基本タックルの構成
まずは、エギングを始めるうえで欠かせない「基本タックル」をしっかり理解することが大切です。道具の役割と組み合わせがわかると、エギの動きを思い通りにコントロールでき、アオリイカとの距離がぐっと縮まります。
エギングの基本タックルは、ロッド・リール・ライン・エギの4つが柱です。これらをバランスよくそろえることで、若狭湾特有の潮流や風にも対応しやすくなります。
- ロッド(エギングロッド)
長さ8.3〜8.6フィート、硬さML〜Mクラスが標準です。
若狭湾では防波堤からの釣りが中心になるため、遠投性と感度のバランスが取れたモデルを選ぶのがおすすめです。 - リール
スピニングリールの2500〜3000番が最適です。ドラグ性能が安定している機種を選ぶと、秋の中型イカでも安心してやり取りできます。 - ライン(PEライン+リーダー)
PEラインは0.6〜0.8号、リーダーはフロロカーボン2〜2.5号が目安です。若狭湾の岩礁帯では根ズレが多いので、リーダーはやや太めにしておくと安心です。 - エギ(ルアー)
2.5号〜3.0号を中心に揃えるのが基本です。浅場なら2.5号、深場や潮の速いエリアでは3.0号+シンカー追加で対応できます。秋の若狭湾ではピンク系やオレンジ系のカラーが実績高めです。
つまり、タックルは「軽すぎず・重すぎず・操作性の高いバランス」を意識することが大切です。
この基本構成を守るだけで、エギの動きが安定し、若狭湾特有の潮流の中でも“アオリイカの反応を感じ取れる”セッティングになります。
初心者におすすめの入門アイテム
初心者の方は「扱いやすく・汎用性が高く・コスパの良い」タックルを選ぶのが成功の近道です。特に若狭湾のように地形や潮流が変化するエリアでは、軽量で操作性の高いアイテムが向いています。
若狭湾では、防波堤・漁港・小磯などさまざまな釣り場が点在しており、その日の風や潮によって立ち位置を変えることが多くなります。
重いタックルだと長時間のシャクリで疲れやすく、軽すぎると風や潮に流されてしまいます。
そのため「軽くてバランスが取れた入門モデル」を選ぶことで、初心者でも一日快適にエギングを続けられるのです。
- ロッド:8.3〜8.6ft/MLクラスのエギングロッド
エギをしっかり操作できて、キャストもしやすい長さが基準です。
初心者向けモデルでは、
・シマノ「セフィアBB 86ML」
・ダイワ「エメラルダスX 86M」
などが軽量で扱いやすく、人気があります。 - リール:2500〜3000番クラスのスピニングリール
軽量でドラグ性能が安定しているものを選びましょう。
・シマノ「セフィアBB C3000SDH」
・ダイワ「エメラルダスLT2500S-DH」
など、専用リールは巻き心地もスムーズで初心者でもトラブルが少ないです。 - ライン:PEライン0.6〜0.8号+リーダー2号前後
若狭湾は根のあるポイントも多いため、少し太めを推奨します。
最初は高価なラインでなくてもOKですが、1釣行ごとに結び替える習慣をつけるとトラブルを防げます。 - エギ:2.5号~3.5号中心でカラーを3〜4色
ピンク・オレンジ・ブルー・ナチュラル(アジカラー)などを揃えておくと対応幅が広がります。
浅場の漁港では2.5号、潮の速い堤防では3.5号+シンカー付きがおすすめです。 - その他便利アイテム
・ロッドスタンドやリーダーカッター
・偏光サングラス(表層のイカを視認しやすい)
・フィッシンググローブ(シャクリ疲れ防止)
などをそろえると、釣りやすさが格段に上がります。
最初は「軽くて扱いやすいタックル」を基本にそろえることが、エギングを長く楽しむコツです。
道具に慣れてくると、自分のシャクリスタイルや釣り場の条件に合わせて、少しずつアップグレードしていけば問題ありません。
まずは若狭湾の秋イカを一杯釣ることを目標に、シンプルな構成でスタートしましょう!
安全に釣りを楽しむための装備
エギエギングは気軽に始められる反面、「海辺で行う釣り」である以上、安全対策は欠かせません。特に福井県の若狭湾エリアは、磯・堤防・漁港と多様な地形が混在しており、思わぬ事故を防ぐための装備を整えることが大切です。
安全に釣りを楽しむためには、「転倒・落水・夜間の視界不良」などのリスクを想定し、基本的な装備を必ず着用することが重要です。
若狭湾は足場の低い防波堤やテトラ帯、岩礁の多い磯場など、釣り場によって安全性に差があります。
また、朝マヅメや夕マヅメを狙う場合、薄暗い時間帯で足元が見えづらくなることもあります。
そうした状況での転倒や落水を防ぐためには、事前の安全装備が欠かせません。
「安全を確保できる=長く釣りを楽しめる」という意識が大切です。
- ライフジャケット(必須)
堤防・磯問わず、必ず着用しましょう。
桜マーク付き(国交省認定)のタイプを選ぶと安心です。
動きやすさを重視するなら、自動膨張式よりも「ゲームベスト型」がおすすめです。
特に若狭高浜や敦賀の堤防などでは、潮位が高い日や風の強い日は思った以上に波が上がるため、命を守る 装備として欠かせません。 - 滑りにくいシューズ・スパイクブーツ
磯やテトラでは特に重要です。
若狭湾沿いの釣り場は、海藻や濡れた岩で足を取られることが多く、スパイクソールのシューズが安全です。
防波堤中心なら、フェルトスパイクタイプで十分対応できます。急な雨時はスニーカーでは滑ることもあり危険です。 - ヘッドライトと予備電池
朝夕の時合を狙うときには必須アイテムです。
両手が自由になるヘッドライトを選び、明るさ(ルーメン数)は200〜400lm程度あれば十分です。
夜の漁港釣りでは、足元だけでなく帰り道の照明としても必要になります。 - 偏光サングラスと帽子
偏光グラスは、水中の反射を抑えてイカの姿を視認しやすくするほか、紫外線から目を守る効果もあります。
帽子は日差し・不意のエギの飛来防止の両面で重要です。 - クーラーボックスと保冷剤
釣ったアオリイカの鮮度を保つためには必須です。
特に夏〜初秋の若狭湾は気温が高く、車までの移動中にイカが傷みやすいので、保冷剤を多めに入れておくと安心です。
私は釣場用と車内での保存用の2つを持っていきます。
エギングは「安全第一」が大前提です。
どんなに釣果を上げても、事故を起こしてしまっては意味がありません。
若狭湾は風景が美しく、足場の良いポイントも多いですが、海の変化は一瞬です。
しっかりとした装備を整えることで、安心してエギングの魅力を満喫できます。
★体調管理も大事です。
適度な休憩、水分補給。
寝不足での車の帰宅はやめましょう。私は過去に居眠り運転で事故を起こし廃車にしました。お気をつけて!
エギングの基本動作と釣り方の流れを学ぼう
キャスティングから着底までの手順
福井県若狭湾でのエギングでは、キャスティングから着底までの手順を正しく行うことが、釣果を大きく左右します。
その理由は、アオリイカがエギの着底直後の動きに反応しやすいためです。特に秋の若狭湾は、浅場にも小型のアオリイカが多く集まるため、シャローエリアでの着底判断が非常に重要になります。エギがきちんと海底に届いたかどうかを見極められないと、アクションのタイミングを誤り、イカに効果的なアピールができません。
若狭湾内では、水深があるところも多くエギの沈下に時間がかかることがあります。こうしたポイントでは、着水後にラインを軽く張りながら沈む様子を確認し、ラインがフッとたるんだり止まったりした瞬間を「着底の合図」として見極めます。また、防波堤の先端など潮の流れが速い場所では、風や潮でラインが流されやすいため、ロッド操作でラインをコントロールすることが欠かせません。
このように、キャストから着底までの流れを丁寧に行い、「エギが今どの位置にあるか」を常に意識することが、安定した釣果を得るための基本です。
さらに、秋の若狭湾は水質がクリアで潮も穏やかです。そのため、初心者でもエギの動きやイカの反応を視覚的に確認しながら釣りを学ぶことができます。実際に見ながら釣ることで、エギングの基礎動作とタイミングの感覚が自然と身につき、確実に上達につながります。
秋の福井県若狭湾は、初心者が「エギングの基本動作を理解しながら釣果を上げる」ための最適なフィールドです。視覚的に学べる環境を活かしながら、楽しみつつ上達を目指していきましょう。
シャクリとテンションフォールの基本動作
福井県若狭湾でエギングを楽しむためには、「シャクリ」と「テンションフォール」の基本動作を正しく理解し、丁寧に行うことが釣果を大きく左右します。
その理由は、アオリイカがエギの不規則な動きや、フォール中の自然な沈下姿勢に強く反応するためです。特に若狭湾のように透明度が高く、プレッシャーのかかりやすい釣り場では、アピールと食わせのバランスが非常に重要です。シャクリによってエギの存在を印象づけ、その後のテンションフォールで自然な間を与えることで、アオリイカに抱かせるチャンスが生まれます。
実際の動作としては、ロッドを小刻みに2〜3回縦にあおってエギを左右にダートさせるように動かすのが基本です。これが「シャクリ」です。その後、リールを巻かずにロッドでラインを軽く張りながら、エギを自然に沈めていく動作が「テンションフォール」となります。このときは、ラインの動きに常に注意し、わずかな変化や違和感を感じ取ることが大切です。もしアタリを感じたら、素早くロッドを立てて確実にアワセを入れましょう。
こうした一連の動作の精度が釣果に直結します。特に秋のシーズンは浅場にも多くのアオリイカが接岸しているため、動きの強弱やテンションのかけ方を丁寧に意識することで、初心者でも安定した釣果を得ることが可能です。
つまり、若狭湾のように変化に富んだフィールドでは、「シャクリで魅せて、テンションフォールで食わせる」ことが基本動作の核となります。この動きの精度を高めることが、アオリイカを手にする最短の道です。
アタリの取り方とアワセ方
エギングを楽しむには、アタリの微妙な変化を見極め、素早くかつ確実にアワセを入れることが重要です。
若狭湾は透明度が高く、水深が比較的浅いエリアも多いため、アオリイカがエギに対して慎重にアプローチしてくる場面が多く見られます。そのため、明確な引き込みよりも「違和感」「ラインのふけ」「わずかな重みの変化」など、目や感覚で察知するタイプのアタリが多発します。この繊細なアタリを見逃さず、しっかりとアワセることで釣果が大きく変わってきます。
テンションフォール中にアオリイカがそっとエギに触れるようなアタリが発生することがあります。このとき、ラインがわずかにふっと緩んだり、逆にピンと張ったりといった微細な変化が見られます。こうしたサインを正確に捉え、即座に反応できるかどうかが、釣果を左右する重要な要素となります。
つまり、若狭湾のようにアオリイカの動きが繊細なエリアでは、「ラインとロッドに集中し、アタリを即アワセにつなげる」ことが初心者にとって最も重要なテクニックとなります。
サイトエギングの釣り方(投げる・動かす・抱かせる)
サイトエギングを成功させるには、イカの位置を見極めて正確にエギを投げ、適切に動かし、タイミングよく抱かせる技術が重要です。
若狭湾沿岸は水質がクリアで、足元までイカの姿が確認できる場所が多く、サイトエギングに非常に適しています。アオリイカの反応を目で見ながら釣れるため、動かし方ひとつで抱かせるか見切られるかが決まります。「投げる」「動かす」「抱かせる」の各動作を丁寧に行うことが、初心者でも釣果を出すための近道です。
朝や夕方に岸際を泳ぐ新子の姿が見えることがあります。まず、イカの進行方向を見て、数メートル先にエギを投げ入れます(投げる)。次に、軽くトゥイッチや2段シャクリを使ってエギを不規則に動かし、興味を持たせます(動かす)。イカが寄ってきたら動きを止めてフリーフォールで沈め、イカにエギを抱かせる間を与えます(抱かせる)。視覚的にイカがエギを抱いた瞬間を確認し、ためらわずにロッドを立ててしっかりとアワセを入れます。
この一連の流れを落ち着いて行うことで、サイトエギングの釣果を安定させることができます。
このように、若狭湾の透明度を活かしたサイトエギングでは、目で見て「投げる・動かす・抱かせる」の一連の流れを丁寧に実践することで、初心者でも確実にアオリイカを仕留めることが可能です。
初心者が見逃しやすい失敗ポイント
焦って巻きすぎる
ヒット直後にリールを速く巻きすぎると、イカが暴れてバラす原因になります。ドラグを活かして一定のテン ションを保ちながら、ゆっくりと寄せるのがコツです。
動かしすぎる
イカが興味を示しても、シャクリを続けすぎると警戒されて逃げてしまいます。近づいてきた段階でアクションを止め、抱かせの間をしっかり取ることが大切です。
早合わせをしてしまう
イカがエギに触れた瞬間にすぐ合わせると、抱ききる前にフックが外れてしまいます。ラインの動きやイカの姿を確認し、エギをしっかり抱いたタイミングでアワセを入れましょう。
アオリイカをかけてから取り込むまで(ランディング方法)
アオリイカを確実に取り込むためには、ドラグ調整・寄せのタイミング・タモ網の使い方を正しく理解することが重要です。
アオリイカはフッキング直後に強いジェット噴射で抵抗します。潮通しがよく、岩礁帯やテトラ帯が点在するフィールドでは、無理に引っ張るとエギのフックが外れたり、身切れによってバラすリスクが高まります。焦らずにドラグを適度に緩め、イカの引きをいなすようにやり取りするのが基本です。
イカを海面近くまで浮かせた後は、動きが落ち着くタイミングを見計らってランディングネット(タモ)を使用します。波や風の影響を受けやすい堤防や足場の高いポイントでは、タモの長さや取り込み角度を事前に確認しておくと安全かつ確実です。特に一人で釣行する場合は、取り込み動作を慌てず、姿勢を安定させることが大切です。
このように、福井県若狭湾ではヒット後のやり取りからランディングまでの一連の流れを丁寧に行うことが、釣果を安定させるポイントです。タモは必ず携行し、安全を最優先にしてアオリイカを確実にキャッチしましょう。
釣れる時間帯と時合の見極め方
アオリイカを狙うなら、朝マズメと夕マズメ、そして潮の動きがあるタイミングがもっとも釣果につながりやすい時間帯です。
アオリイカは光量が変化する時間帯や潮の動き出しに活性が上がる傾向があります。特に若狭湾はリアス式の地形と湾内の地形変化が複雑で、潮の流れに影響されやすいため、潮止まりではなく「潮が動き始めたタイミング」が時合(=釣れる時間)になりやすいのが特徴です。また、日中でも曇天や雨の直前など、光量の変化があれば一時的に活性が上がることもあります。
朝の薄明るい時間帯には、堤防際で新子サイズのアオリイカが連続してヒットすることがあります。
また、夕暮れ時になると、エギへの反応が一気に活発になる傾向があります。
さらに、大潮や中潮といった潮の動きが大きい日には、「上げ三分〜五分」や「下げ始め」など、潮が効き始めるタイミングでアオリイカの活性が上がります。特に堤防の先端や潮通しの良い磯では、この時間帯に反応が集中しやすく、狙いどきといえるでしょう。
このように福井県若狭湾でのエギングでは、「朝夕のマズメ」と「潮の動き出し」が時合のポイントです。釣行の前には潮見表を確認し、狙いの時間帯に合わせて準備することが釣果アップへの近道です。
釣果を上げるためのコツとテクニック
エギの選び方(サイズ・カラー・タイプ)
季節や水色、時間帯に応じてエギのサイズ・カラー・タイプを使い分けることが、釣果を大きく左右します。
若狭湾は湾内に河川が流れ込む場所や、外洋に面した磯場など環境のバリエーションが豊富で、水の透明度や潮の流れも日によって大きく変わります。アオリイカは視覚に頼る捕食者のため、その日の海の状況に合った「見やすく・自然に・アピールできる」エギ選びが重要になります。
春の大型狙いには3.5号〜4.0号の大きめのエギが定番です。水深があり潮通しの良いポイントでは、ディープタイプで素早く沈めて効率よく探るのが有効です。
一方、秋の新子シーズンには2.5号〜3.0号が基本で、浅場ではシャロータイプでじっくり見せる釣りが効果的です。
カラーについては、晴天時はナチュラル系(アジ・キビナゴカラー)を、曇天や濁りが強い場合はピンクやオレンジなどの派手めカラーで存在感を出すと反応が良くなります。
福井県若狭湾で釣果を上げるためには、「場所・季節・海の状況」に合わせたエギ選びがカギです。サイズ・カラー・タイプをうまく使い分けることで、アオリイカとの距離が一気に縮まります。
シチュエーション別のエギ選び(風・潮・水深など)
風の強さ・潮の速さ・水深といった状況に応じてエギのタイプを適切に使い分けることで、釣果を安定させることができます。
若狭湾は内湾・外湾・岬まわりなど地形の変化が豊かで、釣り場によって風や潮の影響が大きく異なります。たとえば、外洋に面したポイントでは潮の流れが速く、湾奥では風による流されやすさが影響するため、それぞれに合ったエギを使わないと、思ったようにアクションさせられなかったり、イカの目に留まらなかったりするのです。
潮通しが良く水深のあるポイントでは、沈下速度が速いディープタイプ(3.5号のディープなど)を選ぶことで、狙いたい棚まで効率よく届きます。
一方、風の影響を受けやすい内湾では、風でラインが引っ張られることが多いため、やや重めのエギで操作性を確保するのが有効です。
また、水深が浅い場所や濁りが強い状況では、シャロータイプでゆっくり見せることが重要で、カラーも目立つもの(ピンク・パープル系)を選ぶと抱かせやすくなります。
福井県若狭湾のように自然条件が多様なエリアでは、風・潮・水深といったシチュエーションに合わせてエギを変えることが、確実な釣果アップにつながります。その日の海の「顔」に合ったエギ選びを心がけましょう。
ショートジャークや各種シャクリ技術
ショートジャークを中心とした多様なシャクリ技術を使い分けることで、アオリイカにエギを自然にアピールし、ヒット率を高めることができます。
若狭湾は地形変化が豊富で、藻場やゴロタ浜、深場の急深エリアなど様々な環境が存在します。そのため、毎回同じシャクリではアオリイカの活性や定位場所に対応しきれません。特に、プレッシャーの高いエリアでは、よりナチュラルなアクションが求められ、そこでショートジャークや変化をつけたシャクリが効果を発揮します。
浅場では、2~3回のショートジャークでコンパクトにエギを動かし、フォールでしっかり見せるのが基本です。アオリイカが底付近にいるときは、2段シャクリで縦の動きを強調し、興味を引くのが有効です。また、潮流があるポイントでは、ラインスラックを多めにとってからのスラックジャークで、エギをふわりと跳ねさせると効果的です。
福井県若狭湾では、その日の海況や地形に応じて、ショートジャーク・2段シャクリ・スラックジャークなどの技術を使い分けることで、アオリイカとの距離を一気に縮めることができます。アクションに変化をつけて、リアクションバイトを誘う意識が釣果に直結します。
ラインで着底を取るコツ
エギングを成功させるには、ラインで着底を正確に把握することが重要です。着底の感覚をつかむことで、アオリイカが狙いやすいレンジを逃さず、アクションのタイミングも的確になります。
若狭湾は地形が複雑で、急深なポイントや岩礁帯、藻場が入り組んでいるため、着底を見失うと根掛かりのリスクが高まります。また、アオリイカがエギを抱くのは着底直後やその直前が多いため、着底のタイミングを把握できないとアタリを逃しやすくなります。
湾内などの比較的穏やかなポイントでは、キャスト後にラインを張らずにフリーで落とし、ラインが「ふっ」と一瞬止まる瞬間や、たるみが急に緩むタイミングが着底のサインです。逆に、水深や潮流のある場所では、軽くラインを張ってテンションフォールさせ、ロッドティップやラインの動きを注視することで、底に着いた瞬間の「ピタッ」と止まる感覚を感じ取ることができます。
福井県若狭湾で安定した釣果を目指すには、ラインの動きを常に観察し、着底のサインを逃さないことが基本です。目と指先の感覚を研ぎ澄まし、自然な着底を見極める技術が、釣果を大きく左右します。
ラインをまっすぐに保つ工夫
エギングをする際は、常にラインをまっすぐに保つ意識が重要です。ラインが直線になっていることでエギの動きが安定し、アタリも確実に手元に伝わります。
若狭湾は入り組んだ地形や潮流の影響を受けやすく、特に風のある日にはラインが流されやすくなります。ラインが弛んだり曲がったりしてしまうと、エギに正しいアクションが伝わらず、アオリイカの反応も悪くなります。また、弛んだラインではアタリを感じづらく、アワセのタイミングを逃す原因にもなります。
キャスト後にすぐラインスラッグ(たるみ)を取り、軽くテンションをかけながらフォールさせることで、ラインが風や潮に流されにくくなります。風がある場合は、ロッドを風上側に構えることでラインの流れを抑え、糸フケが出にくくなります。また、PEラインは風に弱いため、あえて細め(0.6〜0.8号)のラインを使用することで風の抵抗を減らす工夫も有効です。
若狭湾で効率よくアオリイカを狙うためには、ラインをまっすぐ保つ操作が基本です。風や潮の影響を考慮しながらロッド角度や糸ふけの取り方を工夫し、常にラインテンションをコントロールすることで、釣果につながるチャンスを逃さずにすみます。
練習は日中のサイトフィッシングがおすすめ
エギングの練習をするなら、日中のサイトフィッシングがおすすめです。視覚的にアオリイカの動きや反応を確認できるため、上達が早まります。
日中は水中の様子が見えやすく、エギの動きやアオリイカの反応を直接観察できます。特に若狭湾のように透明度の高いエリアでは、初心者でも「イカがエギを見つけて追う→抱く→逃げる」といった一連の行動を目で見て学ぶことができます。これは、シャクリの強弱やタイミングの調整に非常に役立ちます。
このように、若狭湾では日中のサイトフィッシングが練習に適しています。視覚的な学びを得られることで、エギングの感覚や操作の精度が格段に向上します。初めての方は、まず日中に透明度の高いエリアで練習し、アオリイカとの距離を縮めてみましょう。
風が強い日や海が荒れている時は無理をしない
エギングを楽しむ際は、風が強い日や海が荒れている日は決して無理をしないことが大切です。安全第一の行動が、釣りの継続と上達につながります。
若狭湾は岬や入り江が多く、風の通り道やうねりの影響を受けやすいエリアです。強風や荒波の中で無理に釣りをすると、足を滑らせて転倒したり、波にさらわれるなどの危険があります。また、強風下ではエギのコントロールが難しく、釣果も上がりにくくなるため、効率的にも悪い状況です。
若狭湾の磯場は、北風が吹くと波が高くなりやすい場所も多いです。特にテトラや岩場は濡れて滑りやすく、初心者が立ち入るには危険です。また、キャストしても風に流されてエギが思うように飛ばず、着底も取りづらくなるため、せっかくの釣行も無駄になる可能性があります。
このような理由から、風が強い日や波が高い日は釣行を控える判断が必要です。無理をせず、安全に楽しめる日を選ぶことが、エギング上達の近道となります。若狭湾では、地形を理解し、天候と潮汐をしっかり確認したうえで行動するよう心がけましょう。
同じ場所で粘るべからず
エギングでは、アオリイカの反応がない場所に長時間とどまらず、状況を見て積極的に移動することが釣果を上げるコツです。
若狭湾は入り組んだ地形と多様な潮の流れを持つエリアであり、アオリイカの回遊ルートや群れの位置が短時間で変化します。1カ所に固執して粘っても、群れが入ってこなければ釣果に結びつきません。特に初心者のうちは、エギの動かし方や状況判断に慣れていないため、魚影の薄い場所で時間を浪費してしまうリスクが高まります。
潮の満ち引きによってアオリイカの付き場が変わることがあります。朝まずめに反応があったポイントでも、日が高くなるにつれてイカが沖に出てしまい、まったく反応がなくなることも珍しくありません。そうした場合は、近くの堤防や地磯、風裏となる別のポイントに移動することで、再び反応が得られることがあります。
エギングで釣果を上げるためには、状況の変化に柔軟に対応する行動力が必要です。福井県若狭湾のような変化に富んだフィールドでは、反応がないときは迷わず移動し、「粘るより探す」姿勢を意識しましょう。それが、釣れるチャンスを広げる大きなポイントになります。
しゃくりの間隔が速い・遅い
エギングをする際には、しゃくりの間隔が速すぎたり遅すぎたりしないよう、イカに違和感を与えない自然なリズムを意識することが大切です。
アオリイカは非常に繊細な生き物で、エギの動きに対する反応も敏感です。しゃくりのテンポが速すぎると、エギが不自然な動きをしてしまい、イカが見切ってしまうことがあります。逆に、間隔が長すぎて動きが単調だと、興味を引けずスルーされることもあります。特に若狭湾のようにプレッシャーの高いフィールドでは、エギの挙動が釣果に直結します。
藻場や岩礁帯では、朝まずめにテンポよく2段シャクリで反応を探り、イカの追尾が見られたら間隔をやや長めに取り、フォールの時間を多めにするのが効果的です。一方、風が強く海が荒れ気味の時は、しゃくりの間隔を一定に保つだけでも難しくなります。そんなときこそ、無理に早く動かそうとせず、しっかりエギの存在をアピールするリズムを意識しましょう。
しゃくりのテンポは、状況やポイントによって最適解が変わります。福井県若狭湾では、速すぎても遅すぎても釣果を落とす要因になりますので、常にイカの反応を観察しながら、リズムを調整していく意識が重要です。自然なテンポを心がけ、釣れる動きを見つけていきましょう。
釣れないポイントで釣っている
エギングをする際、釣れないポイントに執着しすぎず、場所を見極めて移動する判断力が釣果アップの鍵となります。
アオリイカは常に同じ場所にいるわけではなく、水温、潮の流れ、エサとなるベイトの動きなどによって移動します。特に若狭湾では、同じように見える磯場や堤防でも、潮通しの良し悪しや藻場の有無によってアオリイカの寄り付きが大きく変わります。釣れないときは「場所が悪い可能性がある」と視点を変えることが重要です。
潮の動きが鈍い干潮前後に同じ場所で粘っても反応がないことがあります。そうしたときは、すぐ近くの地形変化がある岬先端部や、潮がぶつかりやすい水道側へ移動するだけでイカの反応が一変することがあります。また、夕まずめなど時合が限られる時間帯に、実績の薄いポイントで粘ってしまうと、せっかくのチャンスを逃してしまうことになります。
若狭湾でのエギングでは、「釣れない=腕の問題」と思い込まず、まずはポイントの見直しをしてみることが大切です。潮の流れやベイトの有無を観察し、条件のよい場所を探す意識を持つことで、釣果を大きく伸ばすことができます。
シンカーを使っていない
のエギングでは、状況に応じてシンカー(追加オモリ)を活用することで、釣果に大きな差が出ることがあります。
若狭湾の海は、地形や潮流がポイントごとに大きく異なります。特に風が強い日や潮が速い時間帯、または水深のあるポイントでは、ノーマルのエギだけでは底取りが難しく、アオリイカにアピールできないことがあります。そうした状況でシンカーを使わないと、せっかくのチャンスを逃してしまいがちです。
足元から一気に水深があるポイントもあり、潮流も速くなりやすい場所があります。ノーシンカーのエギでは着底が分からず、シャクリのリズムが乱れてしまうことがあります。しかし、エギに1.5g〜3g程度のシンカーを装着すれば、エギが安定して沈み、狙いたいレンジをキープしやすくなります。結果として、アタリも明確になり、釣果アップに繋がります。
福井県若狭湾の多様なポイントに対応するためには、シンカーを柔軟に使い分けることが大切です。底が取りづらい、エギが流される、アタリが出ない――そんなときこそ、シンカーを試してみるべきタイミングです。
釣れたアオリイカの締め方と持ち帰り
アオリイカの締め方と持ち帰るときの便利アイテム
釣れたアオリイカをおいしく持ち帰るには、正しく締めて鮮度を保つ工夫が必要です。若狭湾でエギングを楽しむ際には、専用の締め具と保冷アイテムを活用しましょう。
アオリイカは非常に傷みやすく、釣り上げたあとすぐに適切な処理をしないと、身が変色したり味が落ちてしまいます。特に夏〜初秋の若狭湾は日中の気温も高く、クーラーボックスに入れるまでの時間管理が大切です。締め方と保冷の工夫によって、刺身でも最高の状態で味わうことができます。
アオリイカが釣れた場合、すぐに締め具(イカ締めピックや細めのドライバーなど)を使って「急所(目と目の間)」を一突きして神経締めを行います。これにより暴れも収まり、身が締まり鮮度が維持されます。その後、氷を入れたクーラーボックスでしっかり冷やすことが重要です。
若狭湾で釣れた新鮮なアオリイカをおいしく食べるためには、締め方と持ち帰りの工夫がカギを握ります。イカ締め具、スカリ、保冷剤入りのクーラーボックスなど、便利なアイテムを事前に用意しておけば、釣行後の楽しみがグッと広がります。
よくある質問と初心者の疑問解消
磯・防波堤・漁港など場所による違いと装備の注意点
若狭湾でエギングをする際は、釣り場の種類に応じて装備を使い分けることが、安全で快適な釣行につながります。
磯・防波堤・漁港といった場所ごとに、足場の安定性や潮通し、水深、根の多さなどが異なります。それぞれに適した装備を選ばないと、ケガのリスクが高まったり、思うようにエギングができないこともあるためです。
若狭町湾の地磯では、足場が悪く滑りやすいため、滑り止め付きの磯靴やライフジャケットが必須です。一方、漁港では足場が比較的安定しており、スニーカーでも問題ありませんが、落水対策としてライフジャケットは必ず着用しましょう。防波堤では波や風を遮るものが少ないため、風対策として風に強い軽量ロッドを選び、エギのサイズも風に流されにくい3.5号以上を使うのが効果的です。
若狭湾の各釣り場には、それぞれ特有の環境があります。場所に合った装備を選ぶことで、安全性が高まり、エギングの成果にもつながります。初めて訪れる場所では、事前に地形やアクセスを確認し、無理のない釣行計画を立てることが大切です。
秋は絶好のスタート時期!まずは一杯釣ってみよう
エギングの楽しさと、基本を守れば初心者でも釣れる
基本をしっかり守れば、初心者でも十分にアオリイカを釣ることができます。エギングは、知れば知るほど面白く、誰にでもチャレンジできる釣りです。
エギングは、道具の選び方やシャクリ方、潮の読み方といった基本さえ押さえれば、運任せではなく「狙って釣る楽しさ」が味わえます。特に若狭湾は、地形的にもイカの回遊が多く、初心者にやさしいポイントが豊富にあるため、最初の一杯に出会える確率が高い地域です。
漁港では、アオリイカが堤防際まで寄ってくることが多く、遠投せずとも十分釣果が期待できます。シャクリは基本の「2段シャクリ」を丁寧に行い、エギの沈下中はラインに集中するだけでも、イカのアタリを捉えることができます。また、防波堤や漁港は足場も安定しているため、安心して集中できるのも魅力です。
若狭湾は、エギングの入門にぴったりなフィールドです。基本を理解して実践することで、初めてのアオリイカとの出会いはすぐそこにあります。一杯釣れた瞬間の喜びと達成感は、きっとあなたの釣り人生を変える体験になるはずです。秋の海で、その第一歩を踏み出してみてください。

