常神半島での2016年8月26.27日のエギング釣行記です。
具体的なポイントの記載はありませんが、エギング釣行の参考にしてください。
常神半島は特に初心者エギンガーにお勧めです。
ワンポイントアドバイスあり、釣果アップ間違いなしです。
釣れます 釣らせます。
初心者エギンガー 常神半島に集合!
毎年8月20日頃から釣れる
餌木は昼間は2号一択
常神半島 アオリイカエギングシーズン 釣果32杯 2016年8月26.27日釣行記
目指すは常神半島 常神漁港
先ずは常神漁港の前に腕慣らし
食見漁港
前回の釣行で噂どうり今年のアオリが濃いのは確認済
ここ食見漁港でもちらほらと墨跡あり
例年いい思い出のない漁港ではあるが2泊3日釣行の準備運動としてはもってこいの場所
それにしてもまだ9月にもなっていないのにシャクってもシャクってもアオリイカはエギを追いかけてこない
エギング仲間のY名人はこの近辺の漁港で20杯以上釣り上げている
数を釣らせたら仲間内ではNo. 1エギンガー
正確無比なしゃくり
まるでメトロノームのリズムのよう
伝説のエギンガーとは正反対
Y名人
今年一回の釣行で41杯のアオリを釣り上げている
その41杯越えを狙っている今回の伝説のエギンガーX
準備運動のつもりも2杯しか釣れない
41杯のプレッシャーがのしかかる
場所を移動
本日の宿地
世久見海岸
夏場は海水浴客で賑わう海岸
とてもアオリイカと結びつかない海
ところがである
普通のエギンガーなら見向きもしない小さな小さな波止
昨年この波止でノリノリのアオリイカ
釣り続けることができていたなら伝説のエギンガーの新たな1ページが誕生していたにちがいない
夕食までの1時間
どれだけ数を伸ばせるか
波止に墨跡は無し
あたり前か
こんな波止誰も見向きもしない
第1投から4杯のアオリイカがついてくる
いける
伝説のエギンガーXの手にかかれば
真っ白なキャンパスが見る見る間に墨跡で黒く塗りつぶされていく
7杯のアオリを釣り上げ時間切れ
これが真骨頂
ツボにはまったときの伝説のエギンガーX
「最強」
全く無駄のない動き
人の心を惹きつけるシャクリ音
そうこれが伝説のエギンガーX
華がある
だからこそ伝説のエギンガーX
昨年釣り続けられなかった原因
夕食時酒の飲み過ぎ
フラフラで波止に立てる状態ではなくエギングを断念
今回は禁酒での勝負
41杯越えは確実
あとは最短 何時間で41杯越えが達成できるか
6時間切るかどうか焦点はその一点
やけに外が騒がしい
これだけ密閉がしっかりしているのに部屋の中まで騒がしさが伝わってくる
雨?
少々の雨なんてどってことない
それにしても雨音プラス風の音も
カーテンを開けると
「げっ」
暴風雨
いつの間に
天気予報でも乱れるとはきいていたがここまでとは…
まだ気持ちは萎えていない
天気の回復さえ確認できればゴー
1時間待ち2時間待ち
やっと雨はあがった
22時
予定より2時間遅れ
新たな伝説を目指し小雨まじりの波止に立つ
“怖い”
今まで海を前にしてシャクリたい気持ちより怖いと思う気持ちが勝ったときはなかった
心底 “怖い”
いつもは湖のような海面
とても想像できない
ときおり波止の上まで波が被ってくる
アカン
さっきまでのシャクリたい気持ちが萎えた
勝負あり撤収
勝負は明日
常神半島 常神漁港
なんやかんやで常神漁港に着いたのが11時ごろか
荷揚げ場ポイント
墨跡もチラホラ
準備中に隣の女性エギンガーが釣り上げた
サイズも例年同時時期よりも大きい
やっぱり今年はアオリの当たり年
ファーストヒットは開始から30分
水深があるため沈めて沈めてからのシャクリ
ヒット
水深がある分をさしひいても重い
竿の曲がりもいい感じ
上がってきたのは今シーズン最大サイズ
女性エギンガーが釣り上げたアオリの3回りほど大きなアオリイカ
女性エギンガーもビックリ
そうこれが伝説のエギンガーX
ただあとが続かない
夕食前までに3杯ほど追加しただけ
41杯越えは夢のまた夢か
夜の部スタート
ここ常神漁港には仲間内で「Xポイント」と名がついている伝説のエギンガーX屈指のポイントがある
夢のまた夢
41杯越えを狙えるとしたらXポイント
ここでならいけるかも
いや絶対にいける
Xポイントが空いていることを願う
今日は土曜日
次から次へやってくるエギンガー
Xポイントが空いている方がおかしい
やっぱ先客が
ご丁寧に椅子に座ってシャクっている
しかも二人連れ
エギング=スポーツ
椅子に座ってシャクるとはふざけやがって
完全にスポーツエギンガー魂に火がついた
今回の釣行
基本に忠実なエギングを心がけていた
基本のエギング2段シャクリ
この2段シャクリで押し通そうと思っていた
しかし
伝説のエギンガー伝家の宝刀
連続12段シャクリ炸裂
椅子に座っていたエギンガー
度肝を抜かれたはず
伝説のエギンガーXの竿さばきに釘付け
全身から発せられるオーラ
完全に固まっている
4杯のイカを上げたところで2人は席を立った
発せられるオーラが眩しすぎる
そこはXポイント
一般ピープルエギンガーには手ごわい
「Xポイント」「X」の発音が難しく
わかりやすく言うと「エクスポイント」
「エックス」じゃーなく
「エ・ク・ス」と発音
なぜかちっさな「ッ」は発音しない?
ここが発音の肝
仲間内エギンガーはみんな「エクスポイント」と呼んでいる
Xポイントを手に入れてからは今あなたが想像しているとおり
誰も止められない
キャスティング
エギを沈め
シャクって
この繰り返しでイカがヒット
イカを釣り上げ
締めてクーラーへ
言葉で表現すると短いが実際1時間で6〜7杯のイカを釣り上げるのが限界か?
41杯へのカウントダウン開始
開始から2時間
数はそこそこ稼いだ
Xポイントをとるために今回封じ込めていた12段シャクリの連続技を駆使したためか
疲れた
一旦 宿に帰り布団で眠りにつく
3時間後
気力・体力完全復活
幸運にもXポイントが空いている
運も味方か
いける絶対にいける
Xポイント
過去
2時〜5時の3時間で24杯のアオリを釣り上げている
今3時
4時間は勝負できる
41杯へのカウントダウン開始
第1投から絶好調
やっぱり夜はイージーに釣れる
はじめの1時間で6杯
予定ペースより数は若干少ないものの昼間より2回りほど大きいアオリがあがる
夜明け前の地合いで数を稼げば41杯越えもいけそう
辺りのエギンガーもそこそこ釣果あり
やっぱり今年のアオリイカはここ数年にないぐらい濃い
と思ったのもつかの間
開始1時間を過ぎた辺りからさっぱり釣れなくなった
エギのローテーションを繰り返しなんとか数杯釣り上げるがシブすぎる
さっきの爆釣モードはどこいった?
単発のみ
釣れない時間は時計が止まっているよう
何回も時計に目をやるが数分しか進んでいない
30分も釣れない時間が続くとさすがにシンドイ
1時間釣れなくると心が折れる
「もう釣れないから止めとき」悪魔の囁きである
この囁きに負けると絶対に後悔する
だってここは「Xポイント」
一番のお気に入り
シャクリ続けるしかない
いつか怒涛の連チャンモードを信じて信じて信じきってシャクリ続ける
2連チャンが最高
3連チャンを期待しても裏切られる
同じことの繰り返し
なぜ?
今年のアオリイカが濃いのは間違いない
でもいつもながら釣れなくなるとまったく釣れない時間が続く
なぜ?
伝説のエギンガーXをもってしても勝てないのか
勝てない…
もうすぐ夜が明ける
Xポイントは夜が明けるといっぺんに釣果が落ちるのが常
・・・終わった・・・
トータル32杯
MAX13.5cm
常神半島ワンポイントエギングアドバイス
- 常神半島は全体的に他のエギングポイントより秋は、新子の釣れはじめの時期が早い
毎年8月20日頃から釣れる
初心者はこの時期を目指し、まずは「初めの1杯」を釣ってほしい - 餌木は昼間は2号一択
- アオリイカが餌木を追ってくるのがわかりやすいように餌木の色はオレンジ、ピンク
- 安物でもいいので偏光レンズのサングラスは必須